建売住宅だからファミリークローゼットはない。おまけに収納スペースもあまりない。
だけど、洋服収納をまとめることで効率の良い導線にしたい!と悩んでませんか?
私も同じ悩みでアレコレ試しました…
そこで、我が家がやっとたどり着いた「使いやすい・家事ラク・時短」の1階完結型ファミリークローゼットをご紹介します!
完全なファミクロではないけど…
「洗濯 → 干す → 畳む → しまう → 使う」を同じ階で完結!
1階完結型の導線にしました!
多少の手間とお金はかかりますが、かけたぶん今までの洗濯から収納までのストレスが激減!時間にも少し余裕ができました。
間取りが違うのでできるできないはあると思いますが、少しで参考になればと思い、我が家の実例を写真付きで紹介していきます♪
建売にピッタリ!スリム収納◎
我が家の基本情報
まずは、我が家の家族構成・収納スペースなどをご紹介します。
家族構成
我が家の家族構成です。
大人2人 + 子供2人(小学生・幼児)の4人
子供がまだ小さいので、子供の使い勝手や家事ラク導線を目指してファミクロ風にしています。
子供の成長に合わせて変えていく予定!
1階の収納スペース
我が家の1階でクローゼットになりそうな部分は次の3箇所だけです。
収納 | 奥行×幅(cm) | 備考 |
---|---|---|
洗面所の収納 | 84 × 74 | 畳半畳くらい |
廊下の収納 | 40 × 164 | 奥行が激狭 |
和室の押入れ | 81 × 123 | 幅が畳一畳分もない |
収納が少ないので残念ながら完全なファミクロではないですが、我が家は「洗面所収納」と「押入れ」を利用してメインのファミクロを作りました。
スペースが限られているから工夫するしかなかった!
ちなみに、廊下収納は一部を夫の仕事着収納として使っています。
我が家のスペシャルアイテム
1階にファミリークローゼットを作り、1階完結型の導線にするにあたって、我が家で必要不可欠なアイテムがあるのでご紹介します。
それは、乾太くんです。
乾太くん導入までは「1階で洗濯 → 2階で干す・畳む → 1階と2階にそれぞれ収納」とめちゃくちゃ面倒くさく、時間も手間もかけてました…。
しかし、家の購入を検討してる段階から絶対欲しい!と思っていた「乾太くん」のおかげで、建売住宅の間取りでも洗濯の導線を短くすることができています。
検討中ならぜひ導入してほしい◎
生活が全然変わります(笑)
- 浴室乾燥機で乾かす
- 除湿器・サーキュレーターで乾かす
という方法もありますよ。
選ぶならコレ◎
我が家のファミリークローゼット実例
我が家のファミリークローゼット(1階完結型洋服収納)についてご紹介します。
設置前に気をつけたポイント
まず、ファミリークローゼットを作るにあたり気をつけたポイントは4つです。
家族が使いやすいのが前提。
そして私の負担を最小限に!!
実際の収納方法
我が家は、こんな感じで収納することにしました。
収納 | しまうもの | 備考 |
---|---|---|
洗面所の収納 | ・フェイスタオル ・バスタオル ・下着(家族分) ・パジャマ(家族分) ・子供服(2人分) | 洗濯機・乾太くんは洗面所です |
和室の押入れ | ・私と夫の服(シーズンものだけ) | リビング横の和室 |
もともと家族の洋服は2階へ収納していましたが、全員分を1階へ移動させました。
洗面所収納に、タオル・パジャマ類や子供の服を収納することによって子供も使いやすく、洗濯導線的にも「乾かす⇒畳む⇒しまう」が洗面所内で完結でき、かなりストレスが減りました!
タオル・パジャマ類や子供の服をしまった後は、夫や私の服をもって和室に移動し、畳んでしまうというような流れにしています。
完全なファミリークローゼットではないですが、同じ階で洗濯を完結させて、収納を極力まとめることで、本当に負担が減りました。小躍りしたいくらい♪
次にそれぞれ写真付きで紹介します
洗面所収納
洗面所内の収納スペースには、このような感じです。
子供は基本リビングにいるので、朝の支度や帰宅後の導線的にもベストな場所です◎
高さも子供が届く高さにしたので、自分たちでできるようにしました。
もともと収納棚はなかったので、収納量を増やすためにDIYで棚を作成。
素人にしては、可愛くできて満足です!
ただ、DIYで節約!と思ったけど、買うのと金額がほぼ変わらず…涙
収納量が増えると使い勝手も良く、本当に助かります!
建売で棚のないスペースを持て余している方は、ぜひスペース活用にチェレンジしてみてください。
和室押入れ収納
押入れ収納は、上段に私と夫の服を収納しています。
家にあった衣装ケースにそれぞれ服を収納。
空いているスペースはもったいないので、つっぱり棒を設置してハンガー掛けできるようにしました。
このつっぱり棒はオススメ♪
ここに収納している服は、そのシーズンに使う服だけです。
収納スペースが限られているので、シーズンオフの服は2階のクローゼットに保管しています。
今までは、服をしまったり着替えるためだけにわざわざ2階へ上がったりしていたので、かなり快適に過ごせるようになりました!
その他の収納
建売は、収納スペースが限られているので、ファミリークローゼットに入りきらないものはそれぞれ使う場所の近くに収納しています。
もの | 場所 | 備考 |
---|---|---|
アウター | 土間収納 | 引っかけられるラックを設置 |
帽子・小さなバッグ | 玄関横 | フックを取付け |
夫の仕事着 | 廊下収納 | ハンカチ・靴下などもまとめて |
子供たちの制服・ハンカチ類 | リビングのお仕度スペース | 幼稚園関連・学校関連は1箇所にすべてまとめてます |
シーズンオフのもの | 2階クローゼット |
ファミリークローゼットのメリット
ファミリークローゼットについて、私が感じる魅力は次の3つです。
家族全員分の衣類を一括管理
家族の服が一箇所に集まっていると、洗濯物をしまうのがとにかく楽です!
毎日のことですから、移動距離が少なく済むのは本当に助かります。
季節ごとの衣替えや服の管理をするときも少ない移動距離で家族分まとめてできるので、管理しやすいです。
家族全員が使いやすい
各部屋に収納するより、生活導線上にファミリークローゼットを設置することで、家族も無駄な移動をせずに着替えられ、快適に過ごせます!
子どもが帰宅後に制服から私服に着替える際も、手を洗ったらすぐ着替えられる場所にファミクロがあるので、「はやく着替えて~」の声掛けも減り、親のストレスも少なくなりました。
子どもでも使える高さに設定してあるので、3歳の子供も自分で着替えてくれます!
自分でやってくれるのは本当にありがたい
家事動線の短縮
家事動線の短縮が最大のメリットだと思います!
我が家の場合…
【before】
洗濯する(1階)
⇒ 洗濯物を持って移動(2階)
⇒ 干す・畳む(2階)
⇒ しまう(1階2階)
【after】
洗濯・干す・畳む・しまう(1階洗面所)
⇒ 夫と私の服のみ別でしまう(1階)
このように今までは手間も移動も時間もかけてやっていたので、すごく快適になりました。
1日のうち、洗濯にかける時間が格段に短くなったので、他の家事や子供のことに時間を回すことができます。
ファミクロ設置アイディア
建売住宅でもできるファミリークローゼットの配置アイディアをまとめました。
自分の家や家族に合った収納方法を考えてみてください!
押入れや既存の収納スペースを活用
収納スペースがあれば、使わない手はないです。
- 押入れの上段を大人用、下段を子供用として1箇所で衣類を管理
- 収納スペースがあれば、棚やチェストなどを設置してファミクロ化する
など
せっかくスペースがあるならぜひ活用してみてください。
部屋をファミリークローゼットに転用
そもそも収納スペースがあまりない場合は、まだ使っていない部屋をファミリークローゼットにするのも1つの方法です。
衣装部屋にすることで、洋服を一括管理することができます。
お部屋ならスペースにも余裕があると思うので、シーズンオフのものも同じ部屋に収納でき、衣替えの負担減です!
収納スペースを確保する
収納スペースはあるけれど、他の生活雑貨を収納しているので洋服までは入らない…という場合。
収納しているものを移動させて、スペースを確保する方法も!
- キャビネットなどを購入して、雑貨を移動させる
- キッチン収納を増やし、キッチン関連はキッチンに収納する
洋服以外の他の収納スペースを用意して、洋服収納を確保してあげましょう。
まとめ
本記事では、建売住宅のファミリークローゼットについて、我が家の実例を写真付きでまとめました。
結論として、我が家では「洗面所収納」と「押入れ」を利用して、1階完結型のファミリークローゼットを作ることにしました。
家族の洋服をできるだけまとめて収納することで、使いやすい・家事ラク・時短の収納になっています。
洋服収納を見直してほんとに良かった!
ファミリークローゼットを作りたいなと悩んでいる方も、お家や家族の状況に合わせて使いやすい収納を目指してみてください♪